関節痛は最悪の場合、整形外科のブロック注射手術で治療する?

関節

関節痛が最悪の状態になるとどうなる?

関節痛が起こりやすいひざの痛みですが、その程度によっても治療は異なります。ひざの痛みの原因の多くは軟骨の減少によるものです。軟骨は年齢とともに減少していくことは仕方がありませんが、少しでも膝の負担を軽減することは自分でもできることです。肥満気味の人は体重を減らしたり、運動不足の人はひざの筋肉を強めるリハビリを行うことが有効です。

痛みを抱えたままだと運動やリハビリも行うことが出来ないため、治療には痛み止めや炎症を抑える薬が処方されることとなります。減少してしまった軟骨は元に戻すことが出来ませんが、残っている軟骨を守り関節の動きを滑らかにするためには、ヒアルロン酸をひざ関節に注入することも効果的です。ヒアルロン酸の注射は週1回を5週にわたって続けます。効果が見られた場合は症状に合わせて半月から1か月に1回といった頻度で注射していくこととなります。ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまう成分であるため症状に合わせてその都度治療を行っていくこととなります。運動療法などと組み合わせることによって関節痛の進行を遅らせる効果があるとされています。

ひざ関節の痛みが軟骨の突起であったりO脚やX脚によるものの場合は、外科手術によって治療を行う場合もあります。またひざの軟骨が完全になくなってしまった場合は、自身の関節を取り除き金属やプラスチックでできた人工関節に取り換える手術を行うこともあります。

整形外科において一般的な投薬治療や運動療法を行っていても思ったような効果が得られない場合もあります。これは関節そのものの治療効果が出ているものの、周辺の神経が傷ついて痛みに過敏になっていることもあるからです。こうした治療にはブロック注射が有効です。

整形外科でできるブロック注射や手術の内容

整形外科で行われるブロック注射とは、関節痛が起こっている部位の神経付近に麻酔薬を注射する治療法です。これにより起きている痛みを取り除く効果があります。ブロック注射の目的は今ある痛みを取り除くことが第一ですが、それだけではありません。痛みが起こっている部分は神経が刺激されて血管や筋肉が緊張状態となっています。すると血行が悪くなりさらに痛みを増殖するといった悪循環が起こっています。

出典:http://www.myclinic.ne.jp/nishimac/pc/free3.html( 医療法人慶翔会 西牧整形外科クリニック)

ブロック注射によってこの痛みのサイクルをストップさせることで血液の循環が良くなり、患部の状態が良くなるとも言われています。

根本的な原因を取り除くために外科手術を行うこともあります。関節にある軟骨が毛羽立ってしまっている場合は、関節鏡と言われる小さなカメラを入れて毛羽立ちを切り取ります。O脚やX脚では関節部分の変形を治すように骨を斜めに切り取る手術を行います。

このように一般的な関節痛の治療法である痛み止め薬・運動療法・ヒアルロン酸注射といった治療で満足のいく効果が得られない場合は、ブロック注射や外科手術といった方法もあります。なかなか良くならないからと我慢するのではなく、医師とよく相談したうえで治療法を選択していくことが大切です。

 

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2018.03.14

整形外科で関節痛を治すのにかかる費用

整形外科で関節の痛みを治療するのであれば、健康保険の適用となりますから治療にかかるお金は3割負担となります。レントゲン検査や痛み止め等の治療は、病院によって大きく異なることはあまりありません。ただし、ブロック注射や外科手術の費用といったところは病院によって大きな差が出るところです。

ブロック注射でいえば、整形外科で受ける治療であれば健康保険の適用となります。ところが1回の処置にかかる料金は病院によって異なるのが現状です。ブロック注射を打つ部位によっても料金は異なります。一般的に肩や腕といったブロック注射は料金が低めに設定されており自己負担分は500円前後のところが多いでしょう。下肢の痛みに効く仙骨神経ブロックや腰部のブロック注射であれば2000〜5000円となり病院によっても金額が異なります。

同様にヒアルロン酸注射も料金は異なりますが、関節痛の痛みを和らげる治療目的は保険適用となるので1000円程度となります。

外科手術で高額費用となるのは人工関節手術です。人工関節手術も健康保険適用となりますが、医療費は高額となります。3割負担であったとしても人工関節代や手術代・入院費用を合算すると70万円程度はかかる計算となります。人工関節手術にかかる費用は高額療養制度の請求が出来ます。ひと月で自己負担する上限金額は世帯所得によってそれぞれ異なりますから、一度自治体に確認してみることをおすすめします。