関節痛の治し方とは?なぜ痛むのか原因を知って早期の予防対策を

関節
関節痛には様々な原因があります。朝起きたときや長時間同じ体勢を取っていた時や歩いた後などに、肘や膝、指などの関節や痛くなることや動きにくいといったことはないでしょうか。特に寒い時期などは、関節の痛みを感じやすい時期でもあります。こういった痛みや腫れやこわばりを感じる場合には、関節に炎症が起きている場合があります。

関節痛の大きな原因の代表は、変形性関節症と関節リウマチ

関節痛は様々な原因で起こります。関節リウマチなのか、変形性関節症なのか、また過度な運動などによる関節障害なのかによっても痛みを生じます。それらの原因が分からないままでただシップを貼って対応するというだけだと根本的な解決にならずに、一時的には良くなるかもしれませんが、症状を悪化させる危険性も出てきます。

関節に痛みやこわばりや腫れを感じた場合には、その原因をしっかりと知ったうえで、予防や治療を行うことが必要になってきます。痛みがある場合には、シップを貼ることがあるかと思いますが、患部を冷やしたり、シップを貼ったりすることは炎症を長引かせて痛みを悪化させる原因になる場合もあります。

整形外科などに行くと痛みの原因は関節の変形にあると考えます。膝であれば変形性膝関節症であると診断される場合も多く、大きな変形によって痛む場合もあるのですが、それは少数の場合であることも多く、そういった場合にはレントゲンなどでもはっきりわかるので、原因が究明しやすいです。

多くの場合には、筋肉のダメージが原因であることも多いです。関節の誤った使い方や怪我、誤った生活習慣やストレスなどから、血行が悪くなって筋肉がダメージを受けます。ダメージを受けると、筋肉を修復しようと、プロスタクラジンが分泌されます。

プロスタクラジンというホルモンの作用で、血流が良くなります。それと同時に炎症が起こることや、炎症を伴う痛みや腫れが生じることもあります。ダメージの修復が終わると、血流も平常になり、痛みや炎症が収まります。痛みというのは、筋肉のダメージを修復しようする現象であるために、シップを貼って患部を冷やしてしまうと、血行が悪化して、無理やりに炎症を抑えることになります。シップをすることで血行が悪化して、筋肉の修復を遅らせて、痛みを増大させる原因になります。

痛みが生じている場合には温めるのが大事

そこで、筋肉を修復させるためには、使い捨てカイロを利用して、痛む場所を温めるという方法があります。カイロはドラックストアなどでも販売されています。長く張り付けていると、低温火傷を負う恐れもあるので、使用する場合には用法をしっかり守って使いましょう。

カイロは朝から夜まで一日中張り付けるといいでしょう。ただし、就寝中は低温火傷になる可能性もあるので、はずしてください。カイロを貼ることで一時的に痛みが増すこともあります。これは、筋肉の修復が行われている結果になりますので、我慢できる程度であれば、カイロを貼り続けるといいでしょう。温感刺激でかぶれやすい皮膚の弱い人の場合には、服の上からカイロを貼るなどの工夫を行いましょう。カイロを貼る場合には、サポーターは使わない方がいいでしょう。

サポーターを使うと膝全体をきつく締めてしまうので、血液循環が悪くなってしまいます。膝は良く動かす部分なので、カイロが外れやすい場合やカイロ自体が気になる場合もありますが、筒状になったネット型の包帯で固定することにより、患部をきつく締めることもなくカイロを固定することができます。

慢性的な膝の痛みがある場合で、レントゲンなどに異常もないといった場合には、筋肉による損傷も考えられますので、患部を温めることで、血行を促進させて、筋肉を修復させていくといいでしょう。ただ、関節に炎症が見られることや、腫れがある場合には、それを取るような治療が必要になりますので、どういった原因で関節が痛いのかということをきちんと判断する必要があります。

関節痛が起きる日常生活

① 運動による関節の障害によるもの

テニス肘やゴルフ肘、野球肩や野球肘など、特定の関節に過度な負荷がかかった状態が続くと、炎症や変形が起きる可能性が高くなります。パソコンをよく使う場合には、手首の痛みが生じる場合やテニス肘になる可能性もあります。走る、ける、飛ぶなどの動きの元になる膝などは酷使されることが多く、激しい運動を続けたために、膝関節の間にある半月板の損傷などを引き起こす場合もあります。

② 加齢や過度の肥満による関節の変形

加齢により軟骨がすり減ってくることや、肥満などで体重が過度にかかると軟骨にも負担がかかって関節が変形していくといった事態になります。そのために、こわばりが出たり痛みが出たりといった障害が引き起こされる可能性もあります。

こういった原因で関節痛は起きますので、過度な運動は避けるようにすることや、体重管理などにも気を付けて肥満を改善するなどの対応も必要になってきます。足が痛いと歩かないことになり、ますます、体重が増えるといった悪循環にも落ちやすいのですが、ダイエットを行う場合でもいきなり運動を追加するのではなく、短い時間から始めるようにして、痛みがそれほどひどくないのであれば、15分~30分を目安に少し歩くように気を付けるといいでしょう。

運動のし過ぎも、関節痛の原因になりますので、関節を酷使しないような対応が必要になってきます。また、日々の生活では姿勢などにも気を付けましょう。悪い姿勢でいると重心がずれることになります。膝に負担をかけないためには、正座などは避けて、テーブルとイスやベッドを使うことが好ましいです。また、トイレも洋式であれば、膝に負担をかけません。また、身に着けるものにも気を使いましょう。

ヒールの高い靴や形の合わない靴などを履いていると、歩いているうちに膝に負担をかける歩き方になっている場合も多いですので、底に厚みをもたせたウォーキングシューズなど歩きやすい靴を履くといいでしょう。また、ウエストや足にゆとりのある服を選んで、膝の屈伸が楽に行えるような洋服を選びましょう。お風呂にもきちんと入って体を温めるようにするといいでしょう。体を冷やすと血液循環が悪くなりますので、関節痛がひどくなってしまいます。38~40℃くらいのぬるめのお湯にゆったりと使って、体を温めるようにしましょう。

まずは、どういった原因で関節が痛むのかはっきりさせよう

関節が痛む原因をしっかりと把握することで効果的な対処をすることができますので、自己治療でそのまま痛みを放置させずに病院へ行ってレントゲンやMRIを取るなどして、どのような原因で関節が痛むのかをしっかり特定できるといいでしょう。

関節が痛む場合には、冷やすよりは温めることで、血行が良くなり、筋肉の修復も進むためいいでしょう。関節を温めつつ、無理のない範囲で関節を動かすことも必要になります。痛いからと動かさないとさらに動かなくなってしまうこともありますので、リハビリなどに定期的に通うなどの対策も立てつつ、適度に関節を動かすようにしていきましょう。痛みを改善する市販薬なども販売されていますので、痛みの緩和に使用するのもいいでしょう。関節に腫れがある、痛みが引かない場合や熱を持っている場合などは、他の疾患が隠れている場合もありますので、病院に行って診察を受けるといいでしょう。