くるぶしの倦怠感と痛みが気になる!これって関節痛?

関節

くるぶしの痛みと倦怠感の原因とは?

くるぶしの痛みには様々な症状があります。突然痛み出したり、腫れていたり、痛み方や痛みの度合いも違います。足首なので、痛みは歩くことに支障をきたします。放っておけば気にならなくなる場合もありますが、症状が悪化したり長引くのは辛いものです。原因を知り正しい対処をできるようにしておきましょう。

足首をひねった場合の痛みは、捻挫です。本人が意識していなくても捻挫している場合があります。外側の靭帯を伸ばしてしまい痛みが出るパターンが多いです。何もしていないのに痛みが増してきた場合は、疲労骨折が考えられます。過度な運動をしたり、足を酷使している場合に起こります。栄養バランスが取れていない体で、かかとに負担がかかると骨折にもつながります。

歩き方のバランスが悪く足首に負担をかけているケースもあります。外反母趾をかばう歩き方をしていると、足首に余計な負荷がかかり疲労骨折までしてしまう恐れも考えられます。足首の内側が痛む場合は、後脛骨筋機能不全症の可能性があります。サイズの合っていない靴を履いていることが、くるぶしに負担をかけ痛みを生じさせます。また、サイズの合っていない靴は、足根管症候群といって足の裏の神経を圧迫してしまいます。同様に、足首やくるぶしに痛みが出てきます。

足の甲から足首にかけて刺すような痛みがある場合は、痛風や高尿酸血症の疑いがあります。くるぶしからふくらはぎに倦怠感を感じるような鈍い痛みを感じる場合は、血行不良が原因です。何のきっかけもなく、腫れの症状なども出ていない場合は、血行不良により冷えやむくみを引き起こしていることが考えられます。血行不良の原因は、疲労や運動不足による筋力の低下、長時間同じ姿勢をとることによる筋肉の硬直、妊娠などの足への負荷などがあげられます。

足は心臓から離れた場所にあり、血液が届きにくい場所です。心臓のポンプの力だけでは、足の先端から血液を心臓まで送り返すことは困難なので足の筋肉が必要となります。この筋肉が低下すると、血行不良を引き起こして足首の倦怠感として症状が出ます。

私たちの日常生活は、2本の足によって支えられています。そのため、疲労が一番出やすい場所でもあります。足の筋肉を酷使することにより、筋肉に緊張が生じ血管が圧迫されることで血行が悪くなります。その結果、疲労が足に溜まりやすく、足首やくるぶしが倦怠感を感じてしまいやすいのです。

足は体全体を支える重要な役割があります。常に負荷がかかっていて症状が出やすい場所です。大事な場所でもあるので症状が出たら原因をしっかり把握し改善することが重要です。

くるぶしに関節痛が起こる理由

くるぶしの周りは、多くの関節があり、腱や靭帯、神経が集中しており足の動きに大きく関わりがあります小さい部位にもかかわらず非常に複雑な構造をしています。非常に複雑な構造をしており、足首を動かす大事な腱や靭帯が集中しているにもかかわらず、脂肪や筋肉も付きにくい場所なので足首を守るものがほとんどありません。

出典:http://www.hitsujigaoka.com/knee/ankle_sprain/(医療法人社団悠仁会羊ヶ丘病院)

足は常に体全体を支える役割をしているため、体重や衝撃がかかりやすく、日常生活でも酷使する場所なのでよくトラブルを起こしがちです。そのため、筋肉の炎症や靭帯の損傷、捻挫などの関節痛を感じる場所でもあります。

くるぶしの周辺には、多くの靭帯があり関節を構成しています。複雑な動きに耐えることができなかったり、外部からの衝撃で伸びてしまったり、損傷してしまう可能性が高いです。最も多いのが捻挫ですが、気づかないうちに捻挫してしまい痛みで気づくこともあります。

また、過度なランニングやジャンプなどかかとに負荷を与えすぎるとオーバーユース症候群に陥るケースがあります。いわゆる使い過ぎです。ジョギングを始めたばかりの人や中高生などにも多く見られる症状です。鈍い痛みが続き走ることが困難になるほど痛みます。オーバーユース症候群は、急激な体重の増加やウォーミングアップ不足、クールダウン不足、シューズの不適合などでも起こりえます。疲労骨折も似た症状を引き起こすので、きちんと医療機関での判断が必要です。

スポーツをしている子どもで高学年以降に成長痛が足首やかかとに出る場合もあります。これは、骨がまだ成長しきっていないのに負荷を与え続けるため、腱が骨を引っ張り剥がすような状態になるもので痛みが引くまでは安静に対処することが大切です。

くるぶしが関節痛になりやすい人の行動パターン

くるぶしが関節痛になりやすい人には特徴があります。

靴のサイズが合っていない人は、関節痛を起こしやすいです。自分では気づかないうちに体全体が歪み、バランスを保とうとすることで、本来ではかからないはずの圧力が足首の関節にかかり痛みが生じています。たとえば、外反母趾を庇うような歩き方をしないといけない靴は症状を悪化させます。

また、姿勢の悪い人も体の片方に負荷をかけ過ぎたりするため、足の関節には想像以上の負担をかけてしまいます。姿勢の悪い人は腰や膝への負担も増えるため、体全体を支えている足首への負荷はさらに大きくなります。

激しい運動をする人、長時間同じ姿勢をとり続ける人も足首の痛みが生じやすくなります。逆に、日頃の運動量が少ない人も筋肉の低下を招き、足を守る力が少ないため関節痛を引き起こすことが考えられます。

体重の急激な増加、O脚やX脚といった場合も、体のバランスをうまくとることができず、骨がずれて痛みが生じることがあります。加齢も関節痛の原因のひとつです。年齢を重ねるごとに、軟骨がすり減り周辺が炎症を起こしやすくなってしまいます。

くるぶしが痛くなったら取るべき対策

くるぶしが痛くなったら、放置していても数日で症状が治まる場合もありますが、素人判断で痛みを我慢し続けることは望ましくありません。痛みの原因をきちんと把握し適切な処置を施すことが大切です。

原因を知るためには専門の医療機関の受診が必要です。自己の判断とは異なる原因が隠れている可能性があるので受診は大切です。姿勢の悪さや運動不足などが原因だったとしても、改善のための対処法を早く知ることができるので症状の悪化を防ぐこともできます。

痛みだけでなく腫れている場合は、その部位が炎症を起こしている可能性が高いので冷やします。慢性的な痛みの場合は、血行を良くして関節を柔らかくする必要があるので温める方が効果的です。関節痛の状態をよく判断して対処します。

テーピングやサポーターで保護することで関節の動きを制限し、関節痛を軽減させることができます。

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どうしても足を動かす必要がある場合はこの方法で対処します。軽度の捻挫や炎症で、足首を動かさないために行います。明らかに腫れあがったり、内出血で色が変わったりしている場合は、重度の捻挫や骨折が考えられるので整形外科への受診を必ず行います。

症状に合わせたストレッチやマッサージも関節痛の緩和になります。慢性的な痛みであれば、血行不良が原因の場合がありますので、リンパを流して血行を良くすることで痛みを軽減させることが可能です。力を入れ過ぎず優しくリンパを流すように行います。

過度な運動や使い過ぎによる痛みの場合は、痛みが引くまで安静にすることが必要です。痛みが引いた後は、様子を見ながら少しずつ練習を再開します。ウォーミングアップや練習後のクールダウンをしっかり行うように心がけることが再発防止につながります。また、シューズが自分に合ったものかどうかの確認も大切です。

姿勢や普段の歩き方を見直すことも痛みの軽減につながります。歩き方や姿勢に癖があると、体のバランスがうまく保たれず足首に負担をかけてしまいがちです。歩き方や姿勢の正しい方法やポイントを押さえておくことで痛みの予防にもなります。

加齢や運動不足による痛みは、筋力の低下が考えられます。適度な筋力アップを心がけ、足腰を鍛えることを心がけることが大切です。関節周辺の筋肉を鍛えることで体のバランスを維持する力もつきます。適度な運動は体重の維持にもつながります。