膝の関節痛が痛い!膝の痛みはテーピングで軽減できる?

関節

膝の痛みを感じる原因

膝は痛みを感じる前に前兆が起きています。それは膝が重いと感じることです。もしくはなんとなく膝の関節がずれているような気がする時もいずれ痛みが起きてしまう前兆だと考えられるので、早めに病院で診察を受けるほうが良いでしょう。

そもそも膝の痛みが出てしまう原因には運動不足が大きく関わっています。もちろんそれだけが原因ではないのですが、きちんと運動を定期的にしているだけでも原因の大きな割合を回避することが期待できます。例えば運動不足になると2つの事が起きやすいです。1つは膝の関節の柔軟性が低下してしまう事、そしてもう1つは膝の周辺の筋肉量が減少してしまうことです。

人は通常の日常生活を送っているだけでも40代から少しずつ筋肉量は減っていってしまうものなのですが、それが高齢になってくると1年につき5%以上も減少するということがわかっています。そして運動をしない事によって膝を使う機会も少なくなるので柔軟性が失われていきます。体のどこの場合でもそうですが、筋肉を動かさなければ血流が悪くなって新陳代謝が低下し、それによって柔軟性も低下していくのです。

柔軟性が低下していると膝周辺の筋肉が硬くなっているのでちょっと動かしただけでも痛みを感じるようになってしまい、それが嫌で運動をますます避けるようになる人も多いです。そしてさらに悪化するという悪循環を辿っていくケースが少なくありません。

他の原因としては膝の関節にある軟骨が加齢などが原因で磨り減ってしまうことで炎症が起きている場合があります。軟骨は動かすことで少しずつ削り取られるような状態になり、その削りカスが分解された物が滑膜に炎症を起こす原因になることが研究によってわかっています。この状態を変形性膝関節症といいます。症状として水がたまったり、腫れや痛みを感じる、軟骨の磨り減りがさらに進行していくという事が起きます。

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2018.03.14

若い頃には軟骨は白くて光沢がありますし、弾力をもっています。しかし加齢と共にこの白かった軟骨も徐々に黄味がかってきて弾力がなくなっていくのです。それが軟骨が磨り減ってしまう原因となります。変形が起きるのは軟骨だけではなく、骨にも変形が生じます。骨の磨り減りや骨棘のようなものが出来たり、骨が異常に硬くなってしまうこともあります。

運動不足については自分の努力次第でなんとでもできますが、加齢による症状についてはなかなか予防をすることも難しいです。そのため、痛みを感じた時にきちんと正しく対処することも大事です。

関節痛はテーピングで軽減できる?テーピングの効果とは

関節痛の原因にもよりますが、運動不足が原因の場合はできるだけ毎日簡単な運動やストレッチなどをするように努力するということで多少改善されてきます。しかし加齢などによる膝の痛みの場合はそれだけで改善することが難しいです。そんな時に効果的なのがテーピングをすることです。

テーピングをすることによる効果はいくつかあります。テーピングをするとリンパの流れが良くなりますので低下していた新陳代謝が改善されて活発になるので痛みが和らぎますし、人が本来持っている自然の治癒力を高めることにつながります。しかも貼っているだけなのに筋肉の腫れやコリが軽減・改善されることが期待できますし、人工的に作った筋肉のような役割をすることで傷ついている筋肉を保護・筋肉のパワーを向上するサポートをします。

また、精神的なサポートにもつながります。膝に痛みを日頃から感じていると外へ出かけるのが億劫になりますし、何か運動をしようという気持ちにもなりにくいです。しかし膝の痛みを軽減することに役立つテーピングをしていることで膝の関節が安定するので、きちんと膝が支えられているという安心感につながります。出かけても痛さはそこまでないという気持ちになることができれば、軽い散歩などから始めて膝の柔軟性を高めたり、筋肉量を少しでも増やすことにつなげることができます。

ちなみに、テーピングに使うテープにはいろんな種類があります。スポーツをしている人向けのものや治療目的で使う事に向いている物などがありますので、特にスポーツをしているわけではないのであれば治療目的で使えるようなタイプのテープを購入すると良いです。肌が弱いという方向けに肌がかぶれないように保護できるアンダーラップテープもあり、便利です。

テーピングとは?巻き方のコツを知りたい

突き指などをした時にはおなじみのテーピングは膝関節の痛みがある時にも良いです。膝の痛みを軽減するために使うテーピング用のテープでおすすめなのは伸縮タイプもしくはキネシオというとても伸縮性があるタイプです。ただちょっと動いただけでも痛みを感じるようであれば、逆に非伸縮性の物を選ぶといいです。

テーピングの仕方ですが、基本的に膝を曲げた状態で行います。まずは膝下のすねの外側あたりから膝の内側を通して、太ももの外へと貼ります。この時、少し引っ張りながらするのがコツです。太ももの外側にまで達したら、そこでとめ、カットしましょう。

次は2本目を貼ります。今度は最初のものとは反対側を固定しますので、膝下の内側から貼り始めて膝の外側を通り、太ももの外側で止めて貼り付けます。この時も少し引っ張るように貼ります。最後に3本目を1本目のものを貼った位置の少し内側から重ねるようにして貼り、外側から膝の内側を通して太ももの内側へ少し引っ張るようにして貼って完了です。

テーピングだけではなく内側からのケアが大事

膝の痛みを軽減させたり、改善したりするためにはテーピングをする事がとても効果的なのですが、それだけではなく、体の内側から筋肉に働きかけるようなケアをすることも大事です。例えば、普段の食事やおやつなどに膝の痛みに効果が期待できる物を取り入れるという方法があります。膝の痛みが軽減されたという報告が実際にあった食べ物はいくつかあります。生姜、さくらんぼ、ウコン、サバやすじこなどの魚類です。

生姜は膝の痛みが4割も軽減されたという報告があり、生姜に含まれているジンゲロールという成分に鎮静作用があるといわれています。そして、意外にも鎮痛剤並みの効果があると言われているのがさくらんぼです。さくらんぼを20個食べると鎮痛剤と同様の効果を得ることができるという研究結果が出ています。さらに1日45個食べることで痛みが25%も軽減されたという報告もあります。45個分の栄養が入ったチェリージュースでも代用できるでしょう。

そしてウコンに含まれているクルクミンには抗炎症作用があり、実際に変形性膝関節症の鎮痛効果があることがわかっています。最後にサバやすじこなど脂ののった魚類がなぜ膝の痛みに良いのかといえば、抗炎症作用が強いEPAが豊富に含まれているからです。膝の痛みだけではなく、精神的なストレスの軽減にも効果があることがわかっています。できるだけ魚中心の食事に切り替えるのもおすすめです。

逆に避けたほうが良い食べ物としては天ぷらや唐揚げなど油が酸化してしまいやすい物、分解しきれなかった脂質が活性酸素の原因になるアイスクリームやケーキなどもあまり食べないようにしたい物です。また膝の骨を強化するという意味では良い牛乳も過剰に摂取すると脂質が活性酸素の原因になるので、適量を心がけたいものです。

こういった食事面から改善していくと共に良いのがサプリメントを摂取することです。ビタミンCやビタミンEなどは痛みを出す原因になりかねない活性酸素を除去するので積極的に飲んでおきたいものです。また女性の場合はエストロゲンというホルモンが減少することで骨がもろくなりやすいため、エストロゲンを補ってあげる必要があります。

エストロゲンと同じ働きをする物にイソフラボンがありますが、これは豆乳や味噌、豆腐、納豆、きなこといった物で摂取することができるのでこういった食べ物やサプリメントで補っておくのもおすすめです。