つらいリウマチと関節痛は膝のこわばりで悪化する!

リウマチ

リウマチが悪化する原因

リウマチとは、免疫機能の異常で関節に慢性的な炎症が現れる病気を指します。本来免疫は、身体を守るため、有害と思われる物質を攻撃する性質があります。また関節の表面にある滑膜が傷つくと、傷ついた部分にある壊死した細胞や有害物質を片付けることで免疫細胞が集まってきます。本来は次第に傷ついた部分が修復され、集まった免疫細胞の働きも落ち着いてきます。しかし何らかの原因によって集まった免疫細胞が異常に働くようになると、本来攻撃しなくてもいい部分まで攻撃するようになってしまいます。するといつまでも炎症が続き、痛みや腫れが慢性的に見られるようになります。

このように関節に慢性的な炎症が見られる病気をリウマチと呼びます。リウマチになると関節が常に炎症を起こしている為、痛みがあります。特に朝は関節や筋肉がこわばり、身体が動かしにくくなります。さらに炎症が起きていると水が溜まりやすくなるため、腫れも見られます。

そしてリウマチが進行すると、炎症を悪化させる成分が多く分泌されるようになります。この中には骨を壊す成分もあり、骨が壊れると身体のバランスが崩れ、筋肉が委縮します。すると関節や筋肉の変性も見られるようになり、日常生活に大きな支障が生じてきます。

リウマチは、発症すると関節に痛みが出ます。そのため、できることなら事前にリウマチを予防したいと思うでしょう。しかし残念なことに、リウマチがなぜ発症するのか、その詳しい原因は分かっていません。ですのでもしリウマチになったら、少しでも状態が悪化しないようにする必要があります。

リウマチを悪化させる原因としてまず挙げられるのが、関節への負荷です。関節に負荷がかかるとそれだけ関節の細胞が傷つき、炎症が起こりやすくなります。そして関節に強い負荷を加える要因としては、肥満や立ち座りの動作等が挙げられます。体重が重いとそれだけ関節にかかる負担も大きくなります。立ち座りの動作が多いと関節を動かす回数も増える為、炎症につながりやすいです。

次にリウマチを悪化させる原因として挙げられるのが、アルコールです。アルコールには血管を拡張し、流れる血液の量を増やす働きがあります。この時炎症があると、炎症が起きている部分に多く血液が行き、炎症の悪化につながります。

一方、動脈硬化などで血流が悪いと炎症の回復が遅くなってしまいます。そのためコレステロールをとりすぎないように、食事内容にも気をつける必要があります。

関節痛が悪化する原因法

関節痛が生じるのはリウマチに限りません。関節痛は様々な原因によって生じます。

例えば激しい運動を行った時や急に体を動かした時、靭帯や関節の周りにある筋肉に負荷がかかります。すると靭帯や関節の周りの筋肉に疲労が溜まり、炎症が起こります。さらに関節や周りの筋肉に疲労が溜まると、他の部分にかかる負担も大きくなります。そのため、悪化を防ぐためにはできるだけ筋肉に疲労を溜めないようにすることが大切となります。急に体を動かすと筋肉に強い力が加わるため、少しずつ体を動かしていくようにします。また激しい運動を続けていると筋肉に疲労が溜まってきてしまうので、適度に休みを入れることも大切です。

一方、関節に強い負荷が長期間にわたって加わり続けていると、やがて軟骨がすり減ります。軟骨は骨の先端にあり、クッション材として働きます。しかし軟骨がすり減っていくと、次第にクッション機能は弱まり、骨と骨がぶつかるようになります。骨と骨がぶつかることによって、関節痛が起きます。

そのため、関節痛が起こらないようにするためには少しでも関節への負荷を少なくすることが大切になります。例えば体重が重いと、それだけ膝にかかる負担は大きくなります。そのため太りすぎは関節痛を悪化させる要因といえます。さらに立ち座りの動作は、関節を曲げたり伸ばしたりして行います。和室での生活は立ち座りの動作が多く、膝に負担をかけやすい生活様式となっています。

さらに関節痛が悪化する原因としては、血流が悪いことも挙げられます。血流が悪いと傷ついた筋肉の回復も遅くなります。傷ついた部分があると、身体のバランスが崩れ関節や周りの筋肉に痛みが生じます。

そして自分に合っていない服や靴も、姿勢が崩れる原因となります。姿勢が崩れると関節痛も悪化するので、注意が必要です。

リウマチと関節痛が悪化するのは膝のこわばりがいけなかった?

リウマチや関節痛があると、身体を動かす時に痛みが生じます。けれどもこの時、身体を動かさずにいるとやがて関節の組織や筋肉が固まり、関節が動かしにくくなります。

リウマチや関節痛は様々な部分で発症しますが、特に多いのが膝です。というのも膝は立ち座り等の動作の際、上半身を支えなければなりません。さらに歩く時やジャンプする時も膝を使います。そのため膝は特に負荷がかかりやすく、炎症も起こりやすいのです。やがて炎症が起こると、膝がこわばるようになってきます。しかしこの時体を動かさずにいると、関節やその周りの筋肉も次第に固まってきます。関節や周りの筋肉が固まると他の関節や筋肉で補う必要があるため、さらに痛みが現れます。

また、膝がこわばると歩行も困難になります。身体を上手く動かせないと血流が悪くなり、体重もなかなか減らすことができません。膝の動きが悪くなると他の関節や筋肉にも負荷がかかり、リウマチや関節痛が悪化しやすくなります。

関節痛をケアするには筋肉のこわばりを緩和することが大切

2018.03.14

リウマチと関節痛をダブルで改善する方法

リウマチや関節痛の改善におすすめなのが、お風呂で身体を温めることです。身体を温めると血流が良くなり、筋肉の炎症の回復を助けることができます。さらに関節や筋肉が緩み、こわばりがとれます。こわばりが取れることで関節も動かしやすくなります。またお風呂に入っている時、マッサージをすることでさらにこれらの効果が実感しやすくなります。

なお、リウマチや関節痛を改善するためには、日ごろから体を冷やさないにすることが大切です。身体が冷えると血流が悪くなり、筋肉に疲労が溜まりやすくなるからです。そのため冷房にできるだけ当たらない、ひざ掛けや肩掛けを使うなどの方法で、日ごろから体を温めることが大切になります。

またリウマチや関節痛があると、痛みがあるので、できれば動きたくないと思う方は多いです。しかし痛いからといって体を動かさずにいると、関節が固まり、可動域が狭まってしまいます。そのため関節が固まらないようにするために、日ごろから適度に身体を動かすことが大切になります。しかし無理に運動をしてしまうと、逆に関節や周りの筋肉が傷つき、炎症が起きる原因となってしまいます。なので運動を行う際は、無理をしない程度に行うようにします。

特にリウマチ患者の場合は、無理に身体を動かすとさらに病状が悪化する恐れがあります。ですので既に病院を受診している場合は、医師や作業療法士等に相談することがおすすめです。正しい身体の動かし方、リハビリの仕方を教えてもらうことで、無理なく効果的に関節をほぐすことができます。

また痛みがある場合は無理せず、痛みを抑える処置をしていきます。ジンジンと鈍い痛みがある場合は、慢性的な炎症の痛みになります。この場合は温めたタオルなどを当てることが効果的です。一方激しい痛みや腫れが見られる場合は、急性的な炎症の痛みになります。この場合はアイスパックなどを当てて冷やすことが大切です。痛みを放置すると慢性の痛みから急性の痛みに変わることがあるため、痛みが出てきたら対処することも大切です。

 

そしてリウマチや関節痛を改善するために大切なのが、関節への負担を減らすことです。体重が重い場合は食事内容などを見直し、体重を減らすようにします。和式の暮らしは立ち座りの動作が多く、膝を使うので洋式の生活に切り替えるのがおすすめです。