リウマチで寝たきり?手遅れになる前に治療費を抑え予防しよう

リウマチ

リウマチの原因とは?

関節のこわばりや腫れ、発熱など様々な体の不調が出てくる病気ですが、その原因となるのは体を守るはずの免疫に異常が出てしまうことです。本来ならば、細菌やウイルスなどの外敵が体内に入ってきたときには免疫が働くことで退治してくれます。ところが免疫に異常が起こるリウマチのような自己免疫疾患になってしまうと、自分の体の一部である関節周辺の組織や骨などを攻撃して破壊してしまうのです。

どうして免疫に異常が起きてしまうのかということについては、原因が明確にはわかっていません。それでも可能性としてストレスや喫煙・出産・遺伝などが挙げられます。ストレスがないと思っていても、日々の仕事や家事・人間関係の疲れなどで知らないうちに蓄積されていきます。さらにストレスは発症した後も症状の進行を加速させるので注意が必要です。

喫煙は健康に良くないことは当然ですが、リウマチに関して言えばかなりの因果関係があるとされています。その上リウマチの治療に使う薬は喫煙をしていると毒性を増して、感染症などを引き起こし死に至るリスクもあると言われています。発症前も発症後も気をつけなければ行けない要素です。

他にも、出産はお腹の中にいる赤ちゃんを異物として攻撃しないように免疫を変えてしまうと、出産後もその異常な状態が続いてしまい自己免疫疾患になってしまうと考えられています。また女性は出産や更年期などを経験するとホルモンバランスが乱れてしまうことがあり、それも免疫に影響を与えると考えられています。

遺伝は親から子へも引き継がれる部分があるとされています。ただし、リウマチ患者が血縁にいれば、かならず発症するとは限りません。リウマチになる確率が血縁者にリウマチ患者がいない家系よりも高いということです。

リウマチが悪化すると寝たきりになる?

リウマチは発症すれば最初は手足の関節のこわばりや腫れ、発熱や倦怠感などですが、症状が進行していくと関節が破壊されていきます。症状の進行は、人によって速度が違いますが7割の患者は発症した時の状態で安定するので比較的軽症のままで済みます。問題は急速に進行する人と時間をかけて進行する人です。進行すればするほど、より多くの関節が破壊されていきます。

その上リウマチによって炎症は関節以外にも広がっていき、歩くこともままならなくなります。関節が破壊されてしまった手足は変形していくのですが、治療をすれば症状を止めることはできます。でも変形してしまった手足が元に戻ることはありません。

ならば、関節も戻ることはないのかというと、対策として人工関節を取り付けることで再び歩くことが出来るようにはすることは可能です。でも人工関節を取り付ける手術をしても、全てが解決するわけではありません。人工関節に使う素材は、使い続ければ摩耗したり接続部分が緩んでしまうこともあるので、いずれ再手術をしなければいけなくなることもあります。それに人工関節を取り付けるとしても、全身の関節が破壊されているとなれば手術の負担も大きいので難しいでしょう。

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手遅れになる前にリウマチを治すのにかかる治療費

リウマチの症状が進行すれば寝たきりになる理由として、関節が破壊されるのと同時に体重減少も関係しています。リウマチでは免疫の暴走により関節以外の組織も攻撃を受けて炎症が起きてしまいます。炎症が全身に回れば、それだけ体力も削られてしまいます。そのような病気を慢性消耗性疾患と言います。

しかも、リウマチの症状として食欲不振ということもありますから、体に栄養を取り入れる事ができない状態で体力を削られていくわけです。そのような状態が続けば、やがては体を動かすことなど出来なくなってしまいます。その結果として寝たきりになってしまうのです。

消耗する体力を抑えてリウマチに対抗するためには、必要なことは食事を規則正しく取ることです。普通の状態であれば、健康のことを考えるとカロリーやタンパク質は控えめにするべきですが、炎症によって体力が消耗している患者にはあえてカロリーとタンパク質は多めに取らせておくべきです。とはいえ過剰になりすぎないように、注意することは必要です。

例えば青魚に多く含まれるDHAは炎症を鎮める効果があるので最適です。破壊されてしまう骨のことを考えるとカルシウムもなるべく摂取するようにしましょう。

そのように体力の消耗をなるべく抑えていくことで寝たきりになることを防ぐことができます。寝たきりになることを防ぐことが出来れば、症状の進行も抑えることができて治療費の節約にも繋がります。